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先日のライブ配信、ご覧頂いた皆様ありがとうございました。
そして、CDも沢山のお声掛けを頂き有り難いです。
ゴールデンウィークを挟みますので、届くのが遅れてしまいますが、御興味のある方は是非。
さて、ライブ配信をこれまで2回行いました。
色んな方にご覧頂き、コメント頂いたりなどしながらお送りさせて頂きました。
普段の感覚とは違い、不慣れな部分も多々ありましたが、なんとか無事に終えられたのではないかと思っています。
コロナが流行し、僕達ミュージシャンの仕事はガクッと無くなりました。
ライブハウスがクラスターになった、との報道で、ライブハウスが悪者のような扱いを見るたびに、とても胸が痛みました。
ライブハウスの方のお話を直接聞いたり、SNSでの投稿を見たりしますが、お店の存続も危うい状態の様に見えます。
先日の配信の時に、アコーディオンの朝霧さんも言ってましたが、ライブハウスは僕達にとっての水槽だ、と。
魚であるミュージシャンの私達は、水槽が無いと生きていけない。
ライブハウスが無くなることは、僕達にとっても大きな痛手となります。
クラウドファウンディングで、福岡のライブハウスを救おう!という、とても素晴らしい企画が立ち上がり、1000万ものお金が集まったそうです。
それだけ、
ライブハウスが無くなって欲しくない
音楽の火が消えて欲しくない
と思われる方が沢山いらっしゃるのが分かり、とても嬉しく思いました。
今、ライブハウスもミュージシャンも、エンターテインメントに携わる方々は存続の危機です。
そんな中で、自宅での動画セッションなど、活動出来ない中でもみんな色んな形での表現を模索しています。
ライブ配信もそうです。
福岡市でも、ライブハウスに対して、ライブ配信に向けての機材導入に対して助成金が出る事になりました。
素晴らしい事です。
ライブ配信に関して賛否あると思います。
僕にとっては、ライブ配信も仕事です。
目の前にお客さんがいなくても、画面でご覧になってても、だからといって手を抜いたりなんかしません。
前回もそうでしたが、今回の配信でも、入口のドアは開けっ放しで換気を行いつつ、それぞれに距離をとりながら、消毒もしつつ、その場にいるそれぞれが感染症対策を行いながらやった次第です。
画面にはうつらない部分です。
そういう部分がうつらない事で、対策も何もしていないように見え、不快に感じる方も沢山いらっしゃるでしょう。
しっかり自粛されてる方からすると、
自分達は外出も出来ないのに、何を集まってやってるんだ
と思われるかもしれません。
実際にそういう声も聞きましたし、SNSで見かけました。
正直凹みました。
とても。
自分がやっている事は間違っているんじゃないかと。
ですが、音楽を聞いていただいている、演奏を見ていただいている、その間だけでもコロナの事を忘れて楽しんで頂ければ、明るい気持ちになっていただければ、という気持ちです。
音楽なんてコロナが終わってからでいいじゃないか、と思われる方もいらっしゃるでしょう。
ただ、コロナが終わる前にライブハウスが無くなってしまうかもしれません。
今回も前回も、ライブハウス存続の為に少しでも手助けになれば、という思いでやりました。
自己満と言われればそれまでですが。
Youtube等が広まり、画面越しの音楽に対してお金を払うというシステムに疑問を感じる方もいらっしゃるでしょう。
音楽なんていらない、なんて声も聞きました。
芸術分野の無い世界は、とても味気ないものになると思います。
そんな中で、みんな新しい音楽の形を模索している最中です。
どうか温かい目で見守って頂ければと思います。
僕が音楽を見て、聞いて、感動して、その気持ちが積み重なって今の僕がいます。
少しでも、自分の音楽で、色んな方達の力になれたらと思います。
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